なぜ韓国でキリスト教徒が増えたのか
(日本の支配の反発から民族キリスト教となっていた)
●韓国の民族主義は日本支配の反発から起きた
こんな状況もあり、神社参拝を拒否したキリスト教徒、宣教師は弾圧され始めます。
これにより、朝鮮半島のキリスト教は「民族キリスト教」へと変化していきました。
つまり、この頃からキリスト教が民族主義と結びつくようになっていきます。
1919年3月1日に起こった独立運動(三・一運動)も宗教指導者による影響力によるものでした。
日韓併合下では外国との接触を持つキリスト教徒が抗日運動を担うようになった。特に、1919年に発生した三・一独立運動ではキリスト教徒が主要な役割を果たした。
朝鮮戦争により、国土が荒廃した韓国に進出して難民や被災者に積極的に食料援助を行いながら布教活動を行ったのが設立間もないペンテコステ系の教会でした。
そのため、教会に行けば、食べ物がもらえたため、ペンテコステ派が急速に勢力を伸ばします。
「教会というのは本当に驚くべきところでした。小学校から受けてきた日本式教育によって死んだ民族意識が甦るところが教会でした。早天祈祷会の時には必ず独立のために祈祷し,聖書解釈をする時にも,祖国の独立を念願し,民族意識を目覚めさせる側からしていました。例えば使徒言行録に “主よ,イスラエルのために国を建て直してくださるのは,この時ですか”(使1:6)という題目がでると “主よ,朝鮮が建て直されるのは,この時ですか” というように解釈をするんです
韓国における初期キリスト教受容の要因[上]
常石希望
韓国にキリスト教が多いのはなぜか、それもプロテスタントである、カトリックが教会が勝手に作れないがプロテスタントは作れる、カトリックは世界的組織化してバチカンが総元締めになっている、つまり統制されているがプロテスタントはそれがない、誰か一人でも勝手に布教して教会でも作ることができる
おそらく教会という一つの枠を作るものでもないとなる、だから無教会でもありうる
内村鑑三の無教会派として韓国人にも広がったのはそのためである
ではなぜ韓国にキリスト教徒が増えたのか、その理由の一つとして大きな理由として
日本に神社を神道を強制されたことの反発があり民族独立の願望が強かったことである
その民族独立復興とキリスト教がうまく一致したのである
何か宗教と民族意識(ナショナリズム)は合致しやすいのである
日本だと日蓮が民族主義と結びつく、だから太平洋戦争でも日蓮は持ち上げられたのである、逆に韓国は朝鮮半島は日本に侵略されたとしてその独立の強い意志で国民が一体となった、それがキリスト教と結びついたのである
愛国心と宗教が一体になりやすいのである、ただキリストはイスラエルの民族主義を否定したためユダヤ人の民族主義者の反発されて殺されたともしている
キリストはイスラエルという国に限定されるものではなく人類救済のために神が遣わしたものであり旧約の時代とは違ったものとして現れたのである
だからこそ一国家民族のものではない世界へ普及したのである
ただ宗教はナショナリズムと結びつきやすいのである、右翼的になりやすいのである
そういう心情は世界共通だから韓国でもキリスト教が民族主義的キリスト教になったのも理解できる、それで統一教会の理論も理解できる、韓国がアダムであり日本がエバだとういうのもキリスト教から生じた思想である
日本が戦争で朝鮮半島を侵略したということで贖罪として日本人は献金しなければならないという論理もそうである
つまり最初にキリスト教があるのではなくナショナリズムが民族主義がありそれにキリスト教が入り一体化したのである
ただナショナリズムと宗教は結びつきやすいのである、たいがい宗教だと共産主義を否定するのは右よりになるのはそのためである
内村鑑三でも日本を愛すこととキリストを愛すこと二つのJを主張したからである
宗教はやはりその国の歴史と伝統を重んじる、その上にキリスト教でもありえる
共産主義になるとマルキシズムはそうしたその国々の歴史と伝統を否定する、だから中国の文化革命のように歴史的なもの伝統的なものを破壊したのである
宗教とマルキシズムは対立するのである
●統一教会も韓国の民族主義として生まれた
なぜ韓国にキリスト教が普及したのか、その答えは一つではないにしろ韓国の置かれた立場が特殊であり韓国には中国人も多く住んでいて独立国ともなっていなかった
それで韓国人の独立を民族主義がキリスト教と結びついた、特に儒教で民族を国を治めていたがそれもなくなったとき余計にキリスト教に頼るようになった
それは戦後天皇を神として戦争した日本でもアメリカに負けると精神的支柱がなくなり
様々な新興宗教が勃興したのとにないる、その最たるものが創価だったのである
創価でも日蓮宗なのだから当然ナショナリズムと一体化するのである
ただなぜあれほど中国と一体化するのかその理由が良くわからない、中国で布教できるとは思えないからである、仏教系の・・団体が弾圧されているからだ
ともかく宗教が民族主義と結びつく、それがもともとの宗教ではない、宗教は国とかと関係なく個々人に神が現れ宿るものである、国に限定されないのである
ただその国の歴史と伝統を無視してはありえないのである、だからこそ内村鑑三が武士道キリスト教になり幕屋の手島郁郎が神道キリスト教にもなったし仏教とも一体化もするのであるそして日本は世界のあらゆる文化でも宗教でも入れる受け皿になったのである
だから神仏習合にもなった、でも仏教にしても日本に入ると先祖崇拝にもなった
ホトケとは先祖らしいからである、本来の仏教ではないのである
いづれにしろ統一教会の危険は韓国という国家がかかわり日本をキリスト教を使い支配しようとしたことである、その過程で日本人から金を巻き上げるものとしてカルト化したのである、こうして背後に国家がかかわると危険になる、そのために外国の宣教師でも内村鑑三は嫌い拒否したのである、つまり日本化した独自のキリスト教を主張したのである
信教の自由はそうした背後に国家がかかわり国家の意図がありかかわるとき危険になる
だからこういう点でも国家の独立を維持するには制限が必要になる
何らか日本の独立がいろいろ侵略されている、中国人が土地を買収しているのもそうであるそれはあからさまに目に見えるものとしてわかる、でも宗教とかなると目に見えてわからないことがありそこに宗教がかかわり庶民にも入ってくる
そうして精神的にも支配して国家自体がのっとられるともなる
また国家でも政治でも創価などによってのっとられる、現実に創価は統一教会のように
あらゆる権力のある場所に入り工作していたからである
それと同じことを統一教会がしていたのである、だからこれは警察でも公安でも政府でもとりしまべきだったとなる、でも議員でも票をとるために安易にかかわっていたのである参政党まで統一教会がかかわっていたことに驚くのである
統一教会のことなど忘れていたが実際は目に見えない形で日本の権力中枢に入りこんでいたのである
●普遍的思想、マルクス主義でも宗教でも民族主義は否定できなかった
民族主義はナショナリズムは否定できない、マルキシズムも普遍思想であり民族を越えたものとして世界を席巻した、でもその肝心のロシアがソビエト連邦が崩壊して結局ロシア民族主義になりウクライナと民族抗争していることでもわかる
またアメリカの民主主義も普遍思想であり民族を越えたものとして世界化した
でも民族そのものは否定できない、血は地でありその土地と結びついて民族がある
一方でイスラム圏となると砂漠であり遊牧民であり土地と結びつかなくても民族主義がある、従妹同士の結婚の風習があるというとき血の純潔を保つためだともなる
ともかくこの民族抗争は古代からあった、聖書で様々な民族がいて争っていた
そして最古の民族がユダヤ人なのである、でも今ではユダヤ人とはユダヤ教の集まりだとしている、なぜロシアにユダヤ人が多いのか、そしてウクライナでも多くゼレンスキー大統領がユダヤ人なのである、ユダヤ人でも別に一つではなく別れて分派しているのである宗教は普遍的なものであり民族を越えたものである、だからこそイスラム教がイスラム世界を作った、キリスト教がキリストがヨ−ロッパ中心にキリスト教圏を作った
でもロシアでも結局ソビエト連邦が崩壊して民族国家が残った、ロシア民族がロシアにもどったのである、そしてウクライナ人とロシア人が戦争している
それは民族抗争の継続なのである
ただアメリカとなると民族混交しているからそれを統一して融和するために民主主義が生まれた、この民主主義はやはり主義であり制度でもない、思想なのである、アメリカにはいろいろな人種の混交した多民族国家でありそれを一つにまとめるには民族主義ではできない、民主主義とはそれをまとめる普遍の思想でありマルキシズムとも同じである
民主主義はそういうものに思えない、でもやはり民主主義は多様な民族でも平等だという意識をもたせる主義だとういことである、法の下に平等だとかなる
人種で差別していたらまとまらないからである、そもそもアメリカは200年くらいで作られた国家でありそこに他の国のように長い歴史と伝統もない国である
そこでどうしてアイディンティティを作れるのかとなるとむずかしいのである
だから普遍的な思想が必要になる、でも宗教にしても多様だからそれでもまとまらない
一応キリスト教でまとまるとしてもイスラム教徒でもいるし多様になる
建国の精神としてはキリスト教である、清教徒でありピューリタンになる
そもそも民族主義という時何かとなるとそれは血縁だけではない、
「血縁、精神、文化、伝統、言語、慣習、領土の一体化」としている
ここで大事なのは精神、文化である、民族が長い時間をかけて形成された歴史があり文化がある、文化というとき広範囲である、そこに身近なものとしてその風土から生まれた料理などある、これは意外と大事である、なぜなら料理はその国々の風土から生まれて体さえ作られてきたからである、それを無視することは体にも影響する
だから日本人が肉食になることは体にも影響する、あくまでも補足的なものとしてあればいいが主食になることは危険なのである、文化は普遍化できないからである
それでグロ−バル化とはハンバーグとかコカ・コーラとかで食の一様化にもなる
パン食でもそうである、バン食と肉食はあっている、ワインともあっているが日本食とは合わないとういことがある,イスラム圏で豚を食べないということは清潔さを維持するためだともなる、その国にとって禁止する食べ物がある、それも文化なのである
それは科学的に根拠がありそれを否定することは健康にも影響する
大量の穀物を育てる畑と大量の水を確保できる水路や川などが必要になります。イスラム教の発祥は中東(アラビア半島)です。乾燥した地域に適した家畜は牛、羊、ヤギなどの反芻動物の飼育が最適です。
豚は畑を耕す家畜にさえ利用できず、毛皮やミルクも取れませんから用途は食用のみです。家畜としての経済効果はとても悪いため、豚の食用文化が根付かなかったのかもしれません。
こういう理由がありその風土にマッチした食生活になる、また生で豚を食べていたことがあり食中毒になったので拒否したともある
こういうことが文化でありそれを否定することは体にも影響するから深刻なのである
だから文化は否定できないものであり普遍化できないししてはならないものである
普遍化というとき何でも普遍化できない、宗教でも普遍化であってもキリスト教でもその国々に伝わってその国の文化と合一して別なものとなる、ギリシャ正教からロシア正教でもその国と土地によって変化して土着するとなる
仏教でも中国の仏教と日本の仏教が違ったものとなって根付いたのと同じである
中国となると禅宗のように実用的なもの実践的なものとなたっ、韓国だと美的なものになった、日本でも仏教は違った日本的なものになったのである
インドだとそもそも仏教は空想的な面が多い、思念的になったのはやはり風土とか関係していた、インドは暑いから木陰で黙想したり座禅したりするのが合っているからである
つまり風土によって形成される文化があり普遍的宗教でも国々によって違ったものになるそれでグロ−バル化経済というのは経済中心主義であり国々の文化を破壊することがあり問題なのである、文化と精神は密接に関係しているからだ、経済中心主義のグロ−バル化は国々の文化精神を破壊するから危険だったのである
それで内村鑑三は武士道キリスト教になり手島郁郎の幕屋は神道宗教にもなったのである
●国家がカルト教団に乗っ取られる
戦後は民主主義で何でも自由だとなった、でも統一教会はカルト世界で認定されている
だから制限されている、でも日本では制限されていない、これも危険だった
あらゆることが自由ではありえない、そうしたら日本はいつの間に外国の支配下に入り
日本人としての自由もなくなる、外国に支配される国となる
アメリカに負けてからはアメリカの支配下になり日本の独立性は失われていた
その時日本人の心を失われたのである
信教の自由はある、でもそれが組織団体化して権力化して権力奪取とか目的にするとなるとそれが許されるのか、規制しなければならないことは確かである
でも統一教会に公安委員長とかがかかわっていたのである
まさにこれこそもう日本の国自体が韓国にでも売りわたしていたともなる
日本自体がこれほど統一教会に侵食されていたことの驚きである
それを明らかにしたのが山上だったということはこれは私怨だけでかたづけられないものになった、その闇が明るみに出されたからである、参政党もかかわっていたことはもうあらゆる政党にかかわっていたということである
日本の政治家そのものもが日本の守るともなっていなかった、それは公安とか国家権力の警察でもそうだったということは深刻である
日本はこれから国家存亡の危機になるのではないか、内外ともに大きな変化がきていて日本もまきこまれる、こういうとき国家自体がすでに外国勢力に侵略されていたとなる
中国の手先になっているのが創価であり自民党が統一教会でありまた創価と一体となり政権を維持している、そして阿部前首相を国葬とすることに公明党は賛成している
外国勢力と一体化したカルト教団が支えているのが自民党だとなる
ただ参政党もそうだとなるともはや日本独立の政党はないともなる
だから何かあれば世界争乱があれば日本は容易に外国に支配される
すでにアメリカの支配下にあるしまた今度は中国の支配下にもなる
こうなると明治維新を成した日本は独立していたしアジアで唯一の国だったからこの時代の方が国家は独立していてむしろアジアの先頭に立っていたのである
だから精神的には高揚したものがあったとふりかえる
日本がアメリカに負けて高度成長時代があったときアメリカに勝ったとか言われた
でもそれは一時の夢として失われた、失われた30年があり日本は経済でも低迷しているそして日本人は自信を失い、精神的にも独立はなくモラル的にも荒廃している
カルト宗教団体が内外から侵食されてそれらは日本国民を食い物にするものだった
創価は中国に国を売りわたす一部隊だし自民党は韓国に統一教会に侵食されて売りわたすともなる、つまた日本はアメリカの属国になりまた韓国であれ朝鮮半島にも侵食される
独立を失ってゆく、その時日本は物質的だけではない精神的属国になっていたしなってゆく、だから日本存亡の危機になっているのである
それは物質的だけではない精神的にもそうなっているのである